学生団体・サークル・ボランティアに数十個入った"げんき"がお送りする、"本当にやりたいことの見つけ方講座"

宮城県の星、げんきです。 現在法政大学2年。 よく38歳って言われますが、20歳です。 アウトドアやライブ参戦が趣味で、無人島行ったり、ライブに行きます。朝が苦手です。  やってること:100km歩く、教育事業、営業、コーチング、無人島生活…

【高校生の内職合法化に賛成】


 
 
僕は関東の私大文系を目指す地方の高校生に

ネットを通じて勉強を教えています。
 
 
その中でも1番頑張っているH君と言う子がいます。
 
 
その子は僕と同じ法政大学を目指しています。
偏差値45の学校から。
 
 
「どうしても〇〇教授の元で勉強したい!」
 
 
彼の熱量はちゃんと結果で見えました。
以前の模試では滑り止めの大学が
E判定だったのに、
 
 
僕のコンサルを受けてから
11月の模試の結果がBになったと言う嬉しい報告が
ありました!

 
なんという嬉しい出来事!
 
 
でも、そんなH君から
今日さっき
"泣きながら"
電話がかかってきました。
 
 
H君の学校は進学校ではなく、
地方の大学に行ければまぁいい方でした。
H君の学校から難関私大は過去に誰も出ておらず、
そのために彼は全力で勉強していました。
 
 
彼の学校は7時間目まであり、
内容としては難関私大を受験するH君にはあまり関係ないもの。
 
 
なので、H君は
英単語帳をこっそり机の下で勉強していました。
 
 
それが担任の目にみつかり、
かなり怒鳴られたそうです。
両隣の教室まで響くぐらいに大きな声で。
めちゃくちゃ怖かったらしい。
 
 
しかし、本気で大学受験を成功させるために
H君は反論したそうです。
 
 
「僕は大学受験の勉強をしないといけない。
周りの生徒は自分の進路を決めているのに
なんで僕はだめなのですか?」
 
 
帰ってきた言葉は、
 
 
「お前の都合なんて知らん。やることやれや...
その選択をしたお前が悪い...」と。
 
 
言い返せない自分に悔しさを覚え、
親の顔、応援してくれている人の顔、
いままで僕に相談し、
僕がアドバイスをしたことを思い出していました。
 
 
「確かにやることをやらなかった
僕が悪かったと思いますが、
今それは必要ではないし
夢を叶えるための優先順位があると思います。」
 
 

「恥ずかしい話しひとりで泣きました。」
 
 
 
僕は自分の力の無さを恨みました。
そして、この記事を書いてる間も、
僕は心の底からじわじわとこみ上げる
"何か"に耐えてきます。
 
 
なんでこんなに辛い思いを
18歳の高校生にさせてしまったんだろう。


どうしてこんな思いをさせてしまったんだろう。


受験勉強に専念しなければいけない時期に、
こんなに辛い思いをさせてしまったんだろう。
 
 
悔しくて悔しくて悔しくて。
 
 
多分読んでる人の中には、
「成功する奴は学校は学校の時間、
それ以外でうまく勉強している。」
と考えると思う。
 
 
 
でも、
それでもできないやつだっているんだよ。
俺が一番わかる。
 
 
僕の高校の教師は
まるで進路を考えてくれなかった。
"教師自身の授業"を教員は価値があると思いすぎている。
 
 
なにより、自分の知識を
大人数の生徒に見せびらかしてるだけじゃないか?
と思った。
 
 
僕が高校の時、
英語の長文がわからない時に先生に聞いたら、
「答えがこれだから」
としか帰って来ず、理解できなかった。
 
 
「生徒のことを考えている」
とはいったものの、
 
 
そのために個人面談はしたのか、
アンケートは取ったのか、
「先生の悪いところを教えてくれ」とか、
生徒が先生にリクエストできる場とか、
 
 
そんなのなかった。
 
 
それを高校入って自分の夢見つけて
ひたすら頑張ってる生徒に
「自己責任なんだから」
と片付けるのはクソだと思うんだ。
 
 
なんでこれから才能を開花させる18歳に
こんな思いをさせるの?
 
 
そんなの教育じゃない、
「エゴ」だ。
 
 
だから僕はこのH君を
絶対に法政大学に合格させる。
 
 
僕も授業中は毎日内職してたけど、
それがあったから今こうして学生やってる。
夢を追うのに手段とか、世間体、常識はあまりなくて、
"他人に迷惑をかけなければ"いいんじゃないのかな?
 
 
本気で夢を追いかけているH君は、
"合格するために"
手段を選ばず、泥臭く地道に頑張っている。
 
 
そんなことも知らないで
「お前は間違っている」
っていうのは間違いだと思う。
 
 
学校教育じゃ解決できないところに
これからも何かきっかけを与えていければいいな。
H君頑張れ。
 
 
夢を叶えたいのなら
綺麗事だけじゃ成し遂げられないから。
 
 
そう思った今日この頃。